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学校長メッセージ

 新型コロナウィルス感染症の発生から約2年が経過し、いまだ終息の見通しが立たない中、多くの医療者従事者が感染者に献身的な医療活動を行っていることに対し、世界中の人々から注目され、感謝、称賛の言葉を頂いています。医療者にとってこれほどモチベーション(やりがい、やる気)向上につながることはないと思います。医療のプロフェッショナルとして大切なことは、正しい知識と技術により、感染リスクを可能な限り下げることです。感染リスクをゼロにすることは不可能かもしれませんが、医療を守るためにはまず自分を守り、健康でいることが不可欠です。
 
 看護という仕事はやりがいのある仕事である一方、新型コロナウィルスに限らず常にさまざまなリスクと隣り合わせです。精神的にも肉体的にもつらい状況になることは必ずあります。学生生活においても、3年間という限られた時間の中で、膨大な知識や技術を習得しなければなりません。実習では大きなプレッシャーや多くの失敗を経験するでしょう。これは看護師を目指す誰もが経験することです。重要なことはどんな状況においても、常にモチベーションを維持し、続けられる術を持つことです。その方法は個人によって異なると思いますが、結局は自分を救える人こそが、他人を救えるのではないでしょうか?
そして多くの困難や高い壁を乗り越えてこそ、達成感や満足感そして感動を味わえるのだと思います。  

 安房医療福祉専門学校は、新卒者から社会人までさまざまな背景を持った人たちが、看護師になるという同じ目標を持って入学してきます。小さな学校で、クラスによって特徴はありますが、お互い助け合い、励まし合い、“国家試験全員合格”を目指して頑張っています。近年の卒業生は、コロナ禍の影響を受け、実習を始めさまざまな制限があり大変だと思いますが、このような時こそ一致団結して助け合うティーム力が試されます。国家試験は競争試験ではありません。お互いを励まし合い高め合うことで良い結果が生まれるのだと思います。  

 今回のパンデミックは、人間社会に大きな影響を与えました。特に2年前には、多くの大国が自国主義的な方向に傾いていたような気がします。しかし、感染症との戦いは、一国の努力ではどうにもなりません。富裕国がワクチンや治療薬で一時的に感染を押さえたとしても、貧困国で変異ウイルスが発生し拡大すれば、パンデミックは終息しません。
 経済的にもサプライチェーンのどこか一カ所でもロックダウンに陥り、生産が止まってしまえば、製品は作れなくなります。このように、現代社会は既に自国主義など通用しないことは明らかです。
これからポストコロナのDX時代を迎えますが社会も、組織もそして個人も、お互いを尊重し合い、役割を明確化し、協力し合うことが求められる時代になるのではないでしょうか。

 本校が開学時から大切にしている、イコールパートナーシップ、多様性、国際性、そして社会的包摂という価値観に加えて、今後はさらに「競争から協調へ」「所有から共有へ」という新しい価値観の下、多くの優秀な看護師を育てていきたいと思います。

亀田信介

社会福祉法人太陽会   理事長
安房医療福祉専門学校 学校長

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